牛群管理システム
デーリィプランC21は個体情報、繁殖情報、治療履歴等を一元管理し、さらに搾乳ロボットや搾乳パーラー等の機器と連動することで搾乳情報や活動量などのデータを取得して各データを関連付けて分析します。これまで経験に基づいて行われていた牛群管理をデータとして「見える化」することで効率的で的確な経営管理が実現できます。
Point1
ICAR認定※の正確な乳量記録により、搾乳量や生乳の電気伝導率など繁殖管理に役立つ乳牛データを必要な時にすぐに表示できます。また、ミルキングパーラーで発生するすべてのプロセスをグラフと表形式で表示できるので、搾乳効率の調査や作業の最適化にも役立ちます。
※ICAR:International Committee for Animal Recording/家畜の能力検定に関する国際委員会
Point2
泌乳期の全体状況を一目で把握できるようにカウカレンダーを表示します。活動量の高い牛は点滅表示し、授精回数も表示できます。牛群の総頭数に応じた表示設定が可能です。また、分かりやすい治療記録が作成できるので、個体管理にも優れています。病畜の見落としをなくし、治療の必要性を検出します。
Point3
産乳量の分析をデータの比較表示することで、よりスピーディーに評価できます。数年にわたる牛群産乳量の正確な追跡など各農場独自のデータに基づいた現実的な目標設定が可能です。
個体別の給飼量と摂取量の一覧表示や自動または手動による給飼量の設定が簡単に行えます。
デーリィプランC21を中心とした「Dairy Management System 21(DMS21)」で生産データを自動的に記録することができます。個体識別システムを利用し、乳量、生乳の電気伝導率、繁殖カレンダー、給飼量、体重、活動量など、牛群管理の最適化に欠かせない情報を記録、表示します。