フリークーリングチラー / エコハイブリッド

外気を最大限に活用。年間消費電力の大幅な節電を実現

  • 冷却能力(50/60Hz):28/33kW
  • 使用周囲温度範囲:-10 ~ 45℃
  • 設定液温度範囲:10 ~ 35℃
  • 温度制御精度:±1.0℃

外気による自然エネルギーを有効利用し、
冷却源にする事で大幅な省エネを実現

フリークーリングコイルと散水噴霧による
冷却機構もチラーに搭載し省スペース化

散水機能で周囲温度 45℃ まで対応

モジュールチラーとして、
最大 10 連結 (100HP) まで設置が可能

フーリングチラー エコハイブリッド FCC シリーズ

※「オリオンエコハイブリッド」は当社の登録商標です。

フリークーリングチラー(エコハイブリッド)とは

デジタルコンプレッサを搭載した省エネチラーであるデジエコチラーと、フリークーリングコイルによる冷却・散水噴霧の冷却機構を合わせ、省エネ・省スペースを実現したチラーです。
冷水の設定温度が高い(外気温が低く、温度差が大きい)場合や、冬期、中間期はフリークーリングコイルがメインに運転し、冷凍機の停止期間が増える為、大幅な省エネが期待できます。
※「オリオンエコハイブリッド」及び「デジエコ」は当社の登録商標です。

冬期時のフリークーリングチラー運転動作

フリークーリングコイル メイン運転イメージ(モード3)

効率の良いモードを自動で選択

3つの運転モードを搭載し、

最適運転を自動選択します。

運転モード エコハイブリッド運転状況
モード1 冷凍機(通常の空冷チラー)+散水噴霧
モード2 冷凍機+フリークーリングコイル(複合運転)+散水噴霧
モード3 フリークーリングコイル+散水噴霧
運転モード

四季の気候を利用し、年間消費電力を最大約65%節電

日本の四季で冬季から中間期にかけて外気温が低い時期は、フリークーリングコイルがメインで冷却を行うため、年間消費電力の大幅な節電が可能になります。

消費電力量比較(試算)

省エネ事例をご紹介


設定温度20℃ならインバータ方式のチラーよりさらに省エネです。

ユーザー様において、2月~7月の約6ヶ月間モニター試験を実施しました。
グラフ1に示すように、2月から4月まではフリークーリングコイルだけで冷却し、チラーが稼働していません。
10馬力クラスのチラーで最も電力を消費する冷凍機が起動しませんので、省エネチラーであるインバータ方式のチラーと比較しても約50%の省エネを達成しました。
また、気温が高くなる6月、7月にかけてもデジエコチラーの省エネ効果により消費電力を抑えることが出来ました。
グラフ2にグラフ1の運転状況から算出した積算電力量を示します。
一定速のチラーと比較して57%、インバータ方式のチラーと比較しても36%電気代を削減できました。

グラフ1 2月~7月の消費電力比較

グラフ2 期間中(2月~7月)の積算電力量比較

消費電力比較図
積算電力量比較図

連結機能により大負荷、将来的な増設にも対応。最大10連結(100HP)

FCC10Aは水槽に3インチの均圧管接続ポートがあります。 この均圧管接続ポートを4インチ以上の配管で接続する事で、水槽内の水位のバランスが取れます。 タンク内蔵型のチラーでありながら、現地で連結設置することができます。

フリークリングチラー三台連結 フリークーリングチラー複数連結

ご使用台数に応じてリモコンの
有無が選択できます  click 

  • G1仕様(リモコン付きタイプ)

    単体もしくは2台程度で使用する場合に適します。

  • G2仕様
    (リモコン無し集中コントローラ(別売)タイプ)

    複数台設置時で集中コントローラ(別売)を使用する場合に適します。

屋外設置をサポートする堅牢仕様
 click 

  • 使用周囲温度範囲-10~45℃に拡大。
  • 液温設定範囲は10~35℃

※周囲温度が5℃以下の場合は機外配管には凍結対策が必要になります。

  • 夏の厳しい環境下でも高圧カットや能力ダウンを防ぎます。

※周囲温度45℃まで対応

  • フリークーリングコイル、凝縮器にはカチオン電着塗装を採用し耐蝕性をアップ。

被覆性に富み、優れた塗膜性能で塗装強度と耐蝕性をアップ click 

粉体塗装(パウダーコーティング)採用により、高い被覆性と塗膜性能で耐蝕性を高めました。 弊社標準塗装比、塗装膜厚を3倍以上を確保。 ハードな屋外環境でも安心してご使用いただけます。

積雪地域、寒冷地でのチラー保護
 click 

寒冷地、積雪地域でも安心してご使用いただけます。

  • 防雪フード(オプション)

    積雪地における屋外設置は、雪解け水がチラー機内に侵入し故障の原因となる恐れがございます。 防雪フードの設置により、積雪地域の屋外においても安心してご使用いただけます。

  • 防風雪板(オプション)

    強風により異物衝突によるフリークーリングコイルの損傷防止、寒冷地での強風による過冷却防止を目的としております。

用途例

  • レーザ加工機
  • 印刷機
  • 切断機
  • 溶接機
  • 洗浄機
  • 包装機
  • 医療機器
  • 理科学機器
  • 工作機械
  • レーザマーカ
  • 電子顕微鏡
  • MRI
  • リニアモータ
  • 農業関連機器
  • X線装置
  • 濃縮装置
  • 焼きばめ装置
  • 微粒化装置
  • 超音波検査装置
  • 半導体装置
  • 分析装置
  • 高周波装置
  • UV硬化装置
  • 表面処理装置
  • 洗浄槽
  • ガスシリンダキャビネット
  • 試薬保冷装置
  • 樹脂成型
  • 金型の冷却
  • ジャケット冷却
  • 粉砕機
  • 真空ポンプの冷却
  • 塗料の温調
  • チャンバー電極温調
  • 水道水からの置き換え
  • クーリングタワーからの置き換え

仕様表

FCC10A-G1・G2
性能 冷却能力(50/60Hz) ※1 kW 28/33
使用周囲温度範囲 -10~45
設定液温範囲 10~35
制御精度 ※2 ±1.0(安定時)
電気特性 電源 V(Hz) 三相200±10%(50/60)、220±10%(60)
消費電力 ※1 kW 14/17、17
電流 ※1 A 45/52、52
電源容量 kVA 20
装置細目 冷凍用圧縮機出力 kW 7.46(3.73+3.73)
凝縮器/外気熱交換器 フィンアンドチューブ型強制空冷式
冷却器 構造 / 材質 プレート式熱交換器 / SUS316(ブレージング:Cu)
圧送ポンプ 出力 kW 1.26/2.1 (50/60Hz)
循環ポンプ出力 kW 0.75
ファンモータ出力 kW 0.75(インバータ駆動)
冷媒 R-410A
水槽実容量 L 約60
外形寸法(高さ×奥行×幅) mm 2140×960×1200
噴霧装置供給水圧 ※3 MPa 0.2~0.3
圧縮空気 ※4 L/min 300以上 [供給圧力0.45MPa]
製品質量(乾燥質量) kg 520
運転音 ※5 dB 67以下
  1. 周囲温度32℃、液温20℃時
  2. 負荷安定時とは現状の負荷±10% 以内の状態が継続する場合を示します。
  3. 供給水圧が0.2MPa 未満の場合は水圧を上げてください。
  4. 清水をご使用になる場合は凍結防止のため必ず圧縮空気をご用意ください。
  5. デジエコチラーのロードとアンロード切替時の運転音を含めた最大値。
    オプション: 防雪フード、防風雪板
  6. FCC10A-G2 をご購入の際、必ず別売の集中コントローラをご購入ください。
  7. 上水道を利用される場合、噴霧水配管にはフロアーシスターン等を設置し、上水道との直結はしないでください。
  1. 使用出来る液体(冷水)は、清水及び濃度管理された工業用エチレングリコール水溶液です(30 ~ 50wt%)。但し、工業用エチレングリコール水溶液使用時の場合、冷却能力が低下するためご注意願います。
    また、純水の場合は導電率 1µ S/cm 以上としてください。

外形図

冷却能力線図・ポンプ特性曲線図

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